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脱出ゲームなど謎解き要素のあるゲームを作るためのツールのまとめです。

脱出ゲームを作るツール

画像の作成(3D編)

大抵の脱出ゲームの3D表示は、厳密にいうとあらかじめ作っておいた3Dの画像を表示しているだけです。
普通の絵を表示するのとまったく同じです。部屋の表示やクリックポイントを作るのも楽だし、なにより軽いからです。
このリアルな3Dの部屋の画像を作るツールを紹介します。


Metasequoia+Vidro
Metasequoiaは有名な3Dモデリングツールです。これで机などを作っていきます。
旧版ならずっと無料で使えるバージョンが存在します(ただし、機能制限あり)。

Vidroはレンダリングツールです。Metasequoiaで作った部屋の3Dモデルで光の計算などを行って、きれいな画像を作ってくれます。
これをゲームで表示することになります。
Shader
Shaderは有料の3Dモデリングツールです。家具などを作るのに向いているそうです。
モデリングだけでなく、光の計算などを行ってくれる機能も内蔵されているのでこれ一本で部屋の画像を作ることができます。



画像の作成(2D編)

やわらかい感じのゲームやアニメチックなキャラクターが出てくる場合には絵を描く方が雰囲気に合ったものが作れると思います。


Gimp
画像の様々な編集を行えるフリーのツールです。
無料にもかかわらず、非常に高機能です。
自分で撮った写真をぼかし加工したりするのに便利だと思います。
(実はあまり使いこなせてない…)
Fire Alpaca
絵を描くためのフリーウェアツールです。Mac版も存在します。
プロの絵描きさんと学生の絵描きさんの間のツールギャップを埋めるためのソフトだということで非常に高機能です。



ゲーム部分を作るツール

普通の脱出ゲームを作るツールです。
多少はプログラミングの知識が必要となります。


Unity
個人でならフリーのゲーム作成ツールです。
脱出ゲームだけでなく、3Dのキャラクターがガンガン動くアクションゲームなども作れるそうで、
PCだけでなく、スマホでも動かせるのも特徴です。
ただし、プログラミングの知識が必要となります。
XCode
iPhoneアプリを開発するために必要となるツールです。
これ自体は無料ですが、色々規約による縛りのため
公開できるものを作ろうとするとMacのPCが必要らしく、
非Macユーザー以外は実質高額ツールとなってしまいます。
Android Studio
こちらはAndroidアプリを開発するための統合ツールです。
これも無料ですが、Androidエミュレータ(模擬Android)がないので、
アプリのテストをする際は自分のAndroidスマホを使うか、
テスト用エミュレータを別途自分で用意する必要があります。
Eclipseという別の開発ツール群にはもとからテスト用エミュレータがついているようです。
ParaFla
(Flashは2020年末に廃止することが決定しました。これからゲーム制作をする場合はほかのツールを使用するようにしましょう。)
フリーのFlash作成ソフトです。Flashは一般的なブラウザゲームで使われているデータ形式です。
多少プログラミングの知識が必要となります。
Adobe Animate(Adobe Flash)
(Flashは2020年末に廃止することが決定しました。これからゲーム制作をする場合はほかのツールを使用するようにしましょう。)
Flash本家の作成ソフトです。名前がAdobe Animateに変わったらしいです。
有料であり、私は使ったことがありません……

探索アドベンチャーを作るツール



RPGツクール
RPGツクール2000の体験版しか使ったことがないのでよくわかりません(爆
有料ですが、「イベント」機能の使いやすさのおかげでRPG以外のゲームも比較的楽に作れてしまうツールです。
制作者が作る必要があるのはマップと扉や追跡者などのギミック(これをツクール内では「イベント」と呼ぶ)だけなので初心者にもお勧めです。
新しいものほど自由度が高く、さらに最新の「ツクールMV」では普通にゲームを作るだけでそのゲームのスマホ版も作ってくれるようです。
Wolfエディター
RPGツクールライクなフリーのゲームエディタです。
RPGツクールより自由度が高いですが、逆に言えば自由なことをやろうとすれば基本的な処理すら自分で用意する必要があるということです。
とはいっても基本処理が用意されたひな形が最初からついているので、最初はそれを使えばいいと思います。
こちらはPC専用です。